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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第30章 30
“ミシン針のように”激しく上下するレンヤの舌先が――彼の両手の五本の指先で乳首をくすぐりながら――涼子のクリトリスを連打する。

依然として“蛙が引っくり返ったような”姿勢で、自分の両手の指で包皮を捲って剥き出しにしている、はち切れんばかりに勃起したクリトリスだ。

「んんんあああんッッ!!んんはあぁぁ、くぅぅはぁぁあ!――あぁんッ、ああぁぁッはああぁあぁあ!!――んなぁぁ!んなあぁぁあっふぅ!」

男子更衣室には、涼子のけたたましい歓喜の声が、響いている。

               ☆☆☆☆☆

ある“一突き”は、勃起したクリトリスを――ズゴン、と天辺から押し潰す。

ある“一突き”は――真上を微かに外して――クリトリスの側面をズロロロッ、と擦る。

またある“一突き”はクリトリスを、バシンッと、捻り倒す。

そして――押し潰されたにせよ、側面を擦られたにせよ、捻り倒されたにせよ、その直後には間髪入れず、次の“一突き”がズゴッ、とクリトリスに突き刺さる。

これらの彩に溢れた“一突き”が、不規則な順序で――ズコズコズコズコズコズコ……――と、連続されている。

そんな具合で織り成される、クリトリスへのレンヤの舌の殴打は――涼子からしてみれば――まさに『クリトリスをいたぶられている』感じだ。

               ☆☆☆☆☆

涼子は――往々にして首を左右に振り乱し、また時としては“蛙が逆様になった”姿勢の、その背中と床の間に隙間を作るように、顔を上に逸らす。

そうやって、賑やかな悶絶の声を、方々に撒き散らす――その声には幾度となく、絶頂を仄めかす“大声の独り言”が、交じる。

「イッちゃうぅッ!!――んああ!ん!ん!くはああぁ!――イクううぅ、ぅんッ!あんあんうはは!うははぁ!イックう~うぅぅん!!」

でも、どれだけ大きな声で「イク」等と叫んでも、結局のところ涼子は“イケない”。

正確に言えば、『レンヤにイカせてもらえない』。

実のところ、二度目の“三点責め”が始まってから、今度は『コーヒーを七、八杯分淹れるに必要な水を沸かせるだけの時間』は経過しているが、絶頂には未だ達した試しはない。

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