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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第30章 30
無論のこと、今の“『クリトリスをいたぶられている』感じ”が不変に継続されれば、何の問題もない。

或いは、“三点責め”が再開されてからもなお、頻繁に彼が用いている――レロ~~ッとクリトリスを舌で転がしたり、“上下”ないし“左右”に舌先を動かしてピシャピシャと弾いたりする愛撫が、“一定の期間”継続されれば、何の問題もない。

そうすれば、間違いなく涼子の肉体に重ねられた快感は“昇華”を迎え、涼子は実に容易く“絶頂”に達することが、出来る筈だ。

しかしながら、レンヤは件の宣言を、忠実に守っている――彼は涼子を“イカせない”。

“涼子のカラダ”を、やはり熟知している彼は、涼子が後一息で、絶頂に手が届くその寸前を的確に見極めた。

見極めて、その寸前には、『クリトリスをいたぶる』舌先を、突然に止めた――故に涼子はその直後には、レンヤに夢中で絶頂を強請ることになる。

「レンヤ君ッ、イカせてッ!涼子をイカせてぇぇッ!!」

一方レンヤは、涼子の肉体が抱える快感の、その“昇華”の気配が治まるのを待つ間――乳首への愛撫は続けながら――「イカせて」を連発する涼子の顔を眺めて、楽しむ。

然る間に彼は――涼子の絶頂への兆しが穏やかになったのを見計らって――なおも、

「イカせてッ!お願いッ、イカせてぇぇッ!――涼子を、イカせてッ!お願いッ!……」

と、絶頂を執拗に哀訴する涼子に、“優しい”微笑みを投げ掛けて、たった一言だけ告げる。

「イカせない……」

続けてレンヤは、クリトリスへの愛撫に再度及ぶ。

「んくくぅ――くぅぅ、くッはああぁあぁん!!ううぅ!うんうんうっは!うっはあああっ!!……」

挙げ句、涼子はまた騒々しい嬌声を喚き散らして、そのうちに肉体は瞬く間に絶頂の淵へ追いやられ、涼子は“快感”で溺れて、苦悶することになる。

そんな具合の流れが、“三点責め”が始まってから『コーヒーを二、三杯分淹れるに必要な水を沸かせるだけの時間』に、もう何度も繰り返されていた。
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