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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第32章 32
レンヤと涼子が全裸で、男子更衣室から出た時、外はもう淡い紫の闇に包まれていた。

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六つのコースが設けられた二十五メートルのプールを収める敷地は、そのプールの形に合わせて長方形をしている。

その長方形の北側の長い面を、高校の敷地の北の端に接している。

レンヤと涼子が淫行に耽っていた男子更衣室は、その長方形の一方の短い面――東側にあって、体育倉庫はそれと真逆の西側にある。

だから男子更衣室から体育倉庫に行くには、グラウンドに面したプールの高い壁に沿うことになる。

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因みに体育倉庫から男子更衣室へ向かう際には、二人はその距離を“走り抜けた”。

“走り抜ける”べき格好だった――レンヤは黒のビキニパンツ姿で、涼子は競泳水着を腰までずらして、バストを晒し出していた。

どちらも、屋外に長く留まるに相応しい姿とは、決して言えない。

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しかしながら――奇妙といえば奇妙な話で、今のように“全裸”なら、なおさら急ぐべき筈なのに――二人は手を繋いで、実にゆっくりとした足取りで、体育倉庫に戻った。

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加えて――二人は三歩進む度に立ち止まって、抱き合った。

抱き合って――舌と舌をネットリと絡み合わせる、濃密なキスに及んだ。

その濃密なキスは、三歩進む度の“必須”で、また度々は、その“必須”のキスの前ないし後に、様々な余興を楽しんだ。

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