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第35章 ３５

然る後、マサムネが早苗の小振りな、でもそれ故に可愛らしい“生尻”を、両手で掴んだ。

マサムネはその“生尻”を、自身の股間に導いた後、亀頭を早苗の秘部、その柔肉の“ワレメ”に当てる。

そうすれば次は、早苗の方が自ら進んでその腰を、ゆっくりと沈めていく。

早苗は――マサムネのペニスを“積極的に”、その“ワレメ”に受け入れつつ――背中を穏やかに仰け反らせながら、満面の笑みで、

「あっああぁぁあん……マサムネ先輩の、大きなオチ×チンが、入ってくるぅぅぅ……ハァァァァン……」

と――その必要があるかどうかは別として――その事実を周囲に伝えた。

そして早苗は、マサムネのペニスを丸々秘部の内部に収めたその刹那には、やはり“積極的に”、その腰を弾ませた。

弾ませながら、

「あぁぁんっ、あんっ、ハァンっ、アハァァン！――きッ、気持ちいいよ～ぉッ！――はぁぁ、はうぅんッ！――マサムネ先輩のオチ×チン、気持ちいい～～ッ！……」

などと、「気持ちいい」という楽しい“独り言”を、賑やかな喘ぎ声に載せて、連呼した。

　　　　　　　　　　　　　　　☆☆☆☆☆

然る間に、そんな『早苗―マサムネ』の“性交”を右側にするヒデアキが――千春と絡ませ合う舌を止めて、でも唇は重ねたまま――千春に聞いた。

「千春、お前のマ×コは、どうなんだ……？オレのチ×ポ、欲しいのか……？」

因みに――最初は確か、“三つ編み”の根元を掴んでいた筈の、ヒデアキの両手だったが――今は、彼は右手では千春の後ろ頭を優しく撫で、左手の指先は背筋に沿わせている。

「はい、欲しいです……」

千春が件の質問に、答えた――するとヒデアキはなおも千春に重ねた唇で、囁いた。

「じゃあ、お前もパンティ、脱げ……」

そうすれば、千春も立ち上がって――先程の早苗を真似するように――その場で身体を翻した。

続けて千春は、パンティを脱ごうとしたのだが、そこでヒデアキの気が――千春に対して好意的な形で――変わったらしい。

パンティを下ろすべくそれに両手を掛けた千春の背中に、ヒデアキが声をかけた。