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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第6章 6
もちろん涼子は今もって、教師の職を失うのが怖いばかりに彼ら彼女たちに屈してしまっている自分を、深く恥じている。

そもそも“泣き寝入り”を決め込んだ時点で、自分は教師の資格を失ってしまったのかもしれない、自分は教師を辞めるべきなのかもしれないとも思っている。

また時々は、臆病な自分自身を叱咤し、例え少し時間は遅れたとしても、真実を明るみにするよう、教師としてあるべき態度を貫くよう、自分を激励してみたりもした。

でもどれだけ自分を奮い立たせても――例えばついさっき、グラウンドの真ん中で固めた決意が、体育倉庫の前に置かれていた、たった一着の競泳水着を見た瞬間に崩れ去ったように――その勇気は然るべき度合に及んだことはなく、涼子は“玩具”のまま、今日に至っている。

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