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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第8章 8
然る後、レンヤは涼子の両肩に載せた左右の手それぞれの人差指を、水着の肩紐にそっと潜(くぐ)らせた。
(脱がされる――)
そう悟った瞬間、涼子は叫んだ。
「止めてッ!」
ここで涼子にとって都合が悪かったのは、二つの乳首が依然として激しく勃起していることだった。
より正確に言えば、乳首が依然として勃起していることに、『改めて気付いた』。
勿論、たった一歩でも足を前に踏み出せば、少なくともこの“一時”だけはレンヤの手から、逃れることが出来る。
でもやはりそれは“一時”で、レンヤから永遠に逃れられる訳ではない。
もしもそれが出来たら、そもそもこんな事態に陥っていたりは、しない。
結局、涼子はたった一度「止めてッ」と言ったきり、“気を付け”の姿勢でその場に立ち尽くした。
一方レンヤは、肩紐を引っかけた人差指を左右それぞれ、涼子の腕をなぞってゆっくりと滑らせる。
そんなレンヤの指先が、涼子の肘辺りを過ぎた頃……とうとう涼子のバストを覆う紺色の布が、じりじりと捲れ始めた。
涼子は身構えた――すぐ間近に確実に襲ってくる羞恥に耐えるよう、渾身の力で覚悟を定めた。
そうしている間にも、水着はゆっくりと捲れて、合わせてバストの肌が露わになっていく。
やがてバストの頂点を過ぎて、勃起した乳首が晒された――その直後、水着がバストの下側の輪郭に沿って、ズルリと滑った。
(脱がされる――)
そう悟った瞬間、涼子は叫んだ。
「止めてッ!」
ここで涼子にとって都合が悪かったのは、二つの乳首が依然として激しく勃起していることだった。
より正確に言えば、乳首が依然として勃起していることに、『改めて気付いた』。
勿論、たった一歩でも足を前に踏み出せば、少なくともこの“一時”だけはレンヤの手から、逃れることが出来る。
でもやはりそれは“一時”で、レンヤから永遠に逃れられる訳ではない。
もしもそれが出来たら、そもそもこんな事態に陥っていたりは、しない。
結局、涼子はたった一度「止めてッ」と言ったきり、“気を付け”の姿勢でその場に立ち尽くした。
一方レンヤは、肩紐を引っかけた人差指を左右それぞれ、涼子の腕をなぞってゆっくりと滑らせる。
そんなレンヤの指先が、涼子の肘辺りを過ぎた頃……とうとう涼子のバストを覆う紺色の布が、じりじりと捲れ始めた。
涼子は身構えた――すぐ間近に確実に襲ってくる羞恥に耐えるよう、渾身の力で覚悟を定めた。
そうしている間にも、水着はゆっくりと捲れて、合わせてバストの肌が露わになっていく。
やがてバストの頂点を過ぎて、勃起した乳首が晒された――その直後、水着がバストの下側の輪郭に沿って、ズルリと滑った。