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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第8章 8
「『感謝』……??」
涼子は会話の脈絡を全く見出せない――それ故に涼子は苛立って、多少声を荒げてレンヤに聞き返した。
「『感謝』って、何よッ!?私がレンヤ君の、何に『感謝しろ』って言うの!?」
するとレンヤはゆっくりと、涼子に歩み寄った。
涼子の背後に回った後、レンヤは涼子の背中に寄り添って、その肩にそっと両手を載せる。
然る後――先ほど体育倉庫で「“二人きり”になれる場所に行こうか?」と誘った時と同じように――レンヤは涼子の右の耳元で、そっと囁いた。
「先生、オレは知ってるんだよ……?」
「『知ってる』って、何を……?」
涼子がそう聞き返すと、レンヤは「フフフ」と笑ってから、答えた。
「涼子先生の乳首、勃ってるよね……?」
たったこの一言で、涼子の“毅然”とした態度は挫かれた。
「バッ、バカなこと、言わないでッ!?」
語気を強めてそう言ったものの、涼子は動揺を隠しきれない。
他方、レンヤは平然と、“感謝”を求めた理由を説明する。
「オレはさっきあの体育倉庫で、みんなの見ている前で先生の水着を脱がすことだって、出来たんだよ……?」
その口調は、まるで子供を諭すようだった。
「でもそうしなかったのは、『先生の乳首が勃ってる』って、思ったからなんだ……」
涼子は的確な返答を思い浮かばない――レンヤが先を続けた。
「だって、“何もしてない”のに勃起してる先生の乳首を見たら、きっとみんな大笑いする……それだと先生が可哀想だからさ……」
そしてレンヤは今一度、微笑みを添えてこう言った。
「涼子先生、オレに“感謝”してね……?」
涼子は会話の脈絡を全く見出せない――それ故に涼子は苛立って、多少声を荒げてレンヤに聞き返した。
「『感謝』って、何よッ!?私がレンヤ君の、何に『感謝しろ』って言うの!?」
するとレンヤはゆっくりと、涼子に歩み寄った。
涼子の背後に回った後、レンヤは涼子の背中に寄り添って、その肩にそっと両手を載せる。
然る後――先ほど体育倉庫で「“二人きり”になれる場所に行こうか?」と誘った時と同じように――レンヤは涼子の右の耳元で、そっと囁いた。
「先生、オレは知ってるんだよ……?」
「『知ってる』って、何を……?」
涼子がそう聞き返すと、レンヤは「フフフ」と笑ってから、答えた。
「涼子先生の乳首、勃ってるよね……?」
たったこの一言で、涼子の“毅然”とした態度は挫かれた。
「バッ、バカなこと、言わないでッ!?」
語気を強めてそう言ったものの、涼子は動揺を隠しきれない。
他方、レンヤは平然と、“感謝”を求めた理由を説明する。
「オレはさっきあの体育倉庫で、みんなの見ている前で先生の水着を脱がすことだって、出来たんだよ……?」
その口調は、まるで子供を諭すようだった。
「でもそうしなかったのは、『先生の乳首が勃ってる』って、思ったからなんだ……」
涼子は的確な返答を思い浮かばない――レンヤが先を続けた。
「だって、“何もしてない”のに勃起してる先生の乳首を見たら、きっとみんな大笑いする……それだと先生が可哀想だからさ……」
そしてレンヤは今一度、微笑みを添えてこう言った。
「涼子先生、オレに“感謝”してね……?」