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妄想短編集
第3章 営み部分だけ

『…はぁ、も…出る…!』


部長は私の口の中に白濁とした液体を放った。

ドクドクと動いている部長のペニスの先から液体を全て受け止めるように優しく吸って口から離し、私は近くのティッシュを取り、その液体をふき取る。

役目を終えたようにもとに大きさに戻ったのをなんだか可愛いなと思いながらぼーっと眺めていた。

自分の口の中で気持ち良くなってくれたのが嬉しかった。ちょっと微笑んでいたかもしれない。

『ありがとう…ごめんね、口に出しちゃって。』

「いえ、大丈夫です。」



「あの、気持ちよかったですか?」

『うん、とっても。』

部長は微笑みながら私の頭を撫でて、キスをしてほしいと私の頭を優しく寄せた。

「でも私、部長のを咥えてましたよ?」

嫌じゃないですか?と言ったら、

『そんなことないよ』

と優しくキスをしてくれた。
顔を近づかせたまま、

『可愛い。好きだよ。』

1番になれなくても私に向けて好きだと言ってくれるだけでいい。喜んでもらえるだけでいい。
胸の奥がチクっとしたのを見て見ぬふりしながら部長に笑顔を向けた。


End
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