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妄想短編集
第1章 抱きしめてほしいだけ

とろけそうなほどキスをしていたら、
部長がとめて、ドアの向こうへ意識を向けていた。
すると誰かの足音を聞いていた。
するとここのドアがノックされ、私はゆっくりと席に座った。部長はドアに近づき、声をかけた。
ドアがゆっくり開くと他部署の方が部長に報告をしていた。
「打合せ中に失礼します。他の社員も帰りましたので最後施錠をお願いします。」
と聞いた部長も一緒に部屋から出ていってしまった。
静まり返る会議室。
一人になって我に帰った。
「どうしよう…。部長とこんな…。」
思い出しただけでも顔が熱い。
「抱きしめてもらうだけでも嬉しいのに」
「これ以上求めちゃだめ…」
ガチャ
そう考えていると部長が帰ってきた。
『他の人たちは帰ったよ。他の部屋の施錠も確認してきた。』
「そうなんですね。ありがとうございます。」
『…それじゃ…』
私はこのまま先に踏み込みたいような、踏み込んではいけないような複雑な顔で部長を見ていた。
そうしたらにこっと笑った。
『やっぱりもう帰ろうか。』
最後に、と私を抱きしめ頬にキスをしてくれた。
『また癒やしてくれるときはよろしくね。』
「はい…ありがとうございます。」
抱きしめ返して、部長から離れた。
自分が求めていたらあの先へ進んでいたかもしれないが今回はこれで良かったのかもしれない。
部長がとめて、ドアの向こうへ意識を向けていた。
すると誰かの足音を聞いていた。
するとここのドアがノックされ、私はゆっくりと席に座った。部長はドアに近づき、声をかけた。
ドアがゆっくり開くと他部署の方が部長に報告をしていた。
「打合せ中に失礼します。他の社員も帰りましたので最後施錠をお願いします。」
と聞いた部長も一緒に部屋から出ていってしまった。
静まり返る会議室。
一人になって我に帰った。
「どうしよう…。部長とこんな…。」
思い出しただけでも顔が熱い。
「抱きしめてもらうだけでも嬉しいのに」
「これ以上求めちゃだめ…」
ガチャ
そう考えていると部長が帰ってきた。
『他の人たちは帰ったよ。他の部屋の施錠も確認してきた。』
「そうなんですね。ありがとうございます。」
『…それじゃ…』
私はこのまま先に踏み込みたいような、踏み込んではいけないような複雑な顔で部長を見ていた。
そうしたらにこっと笑った。
『やっぱりもう帰ろうか。』
最後に、と私を抱きしめ頬にキスをしてくれた。
『また癒やしてくれるときはよろしくね。』
「はい…ありがとうございます。」
抱きしめ返して、部長から離れた。
自分が求めていたらあの先へ進んでいたかもしれないが今回はこれで良かったのかもしれない。

