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世のカホリ
第1章 就職

ある日
いつものように花をスクラップしていたら
花粉が大量に洋服に着いてしまった
すぐ洗えばいいだろうと思っていたら
樹液のようなもので、落ちにくい繊維にこびりついている
洗面台に駆けて
洗ってみたものの
花粉はなお着いてしまった
目立つ色
お気に入りの服
やってしまったものは仕方ない
俺は紙袋に洋服を入れて、支度をして
近くのクリーニング屋に出かけることにした
その日は雨
憂鬱な気分になりながらも
傘を指し家を後にした
クリーニング屋までは徒歩で10分
遠くも近くもない
そしてお客と滅多に会ったこともないのに
この日は先客が来ていた
いつものように花をスクラップしていたら
花粉が大量に洋服に着いてしまった
すぐ洗えばいいだろうと思っていたら
樹液のようなもので、落ちにくい繊維にこびりついている
洗面台に駆けて
洗ってみたものの
花粉はなお着いてしまった
目立つ色
お気に入りの服
やってしまったものは仕方ない
俺は紙袋に洋服を入れて、支度をして
近くのクリーニング屋に出かけることにした
その日は雨
憂鬱な気分になりながらも
傘を指し家を後にした
クリーニング屋までは徒歩で10分
遠くも近くもない
そしてお客と滅多に会ったこともないのに
この日は先客が来ていた

