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友也サイドストーリー
第3章 ひとつ屋根の下
そんなことより真横でバスタブに座っている梨果さんの股間が気になって仕方がなかった。でも視線に敏感な女の子なのであからさまに見るわけにもいかない。

「…ふぁあ、私眠くなっちゃった。ちょっとだけ目をつぶって寝るね。」

「え?」

なぜかそんなことを言うと梨果さんは目をつぶってしまった。

同時に梨果さんの両膝が開いたような気がした…。

…今なら目をつぶってるから覗き込んでもバレないよね…。

そして…

…見えた。

「はっ!ううっ… うっ!うっ!」

ビクッ!ビクッ!どびゅ!どびゅ!どびゅっ!どびゅっっ!びゅるるっ!どろっ!どろっ!

「ふわわぁ…んー、寝ちゃったよー。あれ?いつの間にまた出ちゃったの?」

精子でヌルヌルのちんちんをシャワーで流してくれたのはいいけど、射精後の敏感なちんちんに水圧がかかって足がガクガクしてしまった。

「と、友也くん、大丈夫?!あはははは!」

ゲッソリとした。有る意味部活より疲れた。


脱衣室に出て体を拭いた。
梨果さんは身体にタオルを巻いてドライヤーで髪を乾かしている。

「友也くん。」

「なに?」

「また一緒に入ろうね。」

「う、…うん。」

“妹”として見れるようになるまでの道のりは長そうだ…。



翌日、学校から帰宅すると留守で誰も居なかった。

鍵を開けて家に入り、汚れたユニフォームを洗濯機に投げ込む。

冷蔵庫で冷えた麦茶を飲んでいると玄関からガラガラと音がした。

「ただいまー。」

梨果さんが買い物袋を両手に持って台所にやってきた。
後ろには父もいた。一緒だったらしい。

「あ、おかえり。」

「買い物してきた。友也くん冷蔵庫に入れるの手伝って。」

「はいはい。」

何となく家庭内での自分の地位が梨果さんより低い気がする…。
昨日で家庭内ヒエラルキーは決定してしまったみたいだ。

(まぁ、見ただけで射精するという情けない姿を見せちゃったからな…。)
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