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暗い部屋の中の 水音
第4章 真奈美

真奈美が務め始め2か月が過ぎ

サービスカウンターに立っていると
年配の夫婦が近寄って来て 
真奈美に大きな声で 
こんな品物 売りつけて 
返品するから 金を返せと 
怒鳴りながら 組み立てボックスを
目の前に置いた

真奈美は怒鳴り声に脅え
震えながら どういうことですかと 
聞くと 今日組み立てたらここが 割れたと 
見ると棚板から ビスが飛び出し ボックスが
いびつに 成って居た 

男性客が不良品だ金を返せと 騒ぎ立て
他のお客様が遠目で見ているのが判る 
川田が近寄って来て

男性客に どうしましたと 問いかけ
男性客は 川田の体格に少し怯みながら 
大きな声で 同じ事を繰りかえし言って来た 
川田は商品を見て 売り場に何か指示を出し 
男性客に向き直った

「何時お買い上げですか?」 
川田の質問にレシートが投げ出され

「これ 1っか月前の購入ですね」 
川田は レシートの日付を確認して
男性に言った

「今日開けて 作ったらこうなったんだ 不良品を売りつけて」
男は 指さしながら 怒鳴り声を上げ続け 
返金しろと騒ぎ立てていた

そこに大きな音を立て 
従業員が完成された ボックスを運んできた

「お客さん見てください」 
川田がボックスを 指し示した

「これですよね お客さん買った物」 
完成された ボックスを見て
男性客は頷いた

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