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暗い部屋の中の 水音
第2章 隆
6時半
チャイムが鳴り 洋美が玄関口で
「何? お父さんとお母さん 何か用事?」」
洋美の声を聞き 隆はリビングへ入って行った
「今晩は」
明るく声を掛け 義両親は 何を言って良いか
顔を彷徨わせ 二人は顔を見合わせていた
再度チャイムが鳴り 洋美が台所から向かおうとした時
俺が行くから洋美を引き留め
6人分のお茶を用意してと玄関に向かった
ドアを開け 岡夫妻を招き入れ
リビングの扉を開けた時
・・・・貴方・・・
洋美は青い顔で一言呟いた