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第12章 涼風あかねと安岡健一

安岡は本能の赴くまま
スカートのホックを引きちぎり、
ファスナーを引き下ろして、
スカートを引き下ろす。

最近では未成年の女でもシースルーの派手なショーツを履く女が多い。
だが眼下に現れたショーツは
白地にシンプルな刺繍の施された
フルバックの量販店で売られているような安価なモノだった。
そのパンティに包まれた下半身は、
鍛えられているのか、
程良い引き締まりを見せている。
といって固さは微塵も感じられない。
これから女になろうとしている、紛れもない少女の身体つきだ。

しかし出るべき所は出て、
くびれるべき所はしっかりとくびれている。
まだ未成熟な感じはするのの、
身体の曲線は良質な女の丸みを帯びている。

『こいつは想像以上の上玉かも知れんぞ』

安岡はそう感じた。

一方、安岡の体の下では、
抵抗することに精根尽きたかのように
肢体から力が抜けて手足をダラリとさせていた。
下着姿にされながら、
それでも怒りに満ちた目で、
気丈に安岡を睨みつけていた。

「さあ、美術鑑賞の時間は終わりだ。
そろそろ頂かせて貰うぞ」

「こんな事…犯罪ですよ、分かってるんですか！」

「いつまでその強気な態度が続くか。楽しみだな」

叫ぶような声でなじる涼風あかねに顔を近づけ、
安岡はニヤリと笑う。

「やだっ！絶対にイヤよ！…う、ウグゥ！」

なおも抗議しようとするあかねに被り、
安岡はその愛らしい唇を奪った。

「むウッ、うぅーッ！」

首を振って逃れようと抵抗するあかねの顔を
がっしりと押さえつけ、安岡はチュバチュバと
更に強く吸い上げた。