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女優なんて…
第13章 慰める女
「久しぶりに一緒にお風呂に入りません?」
「あ・うん」の呼吸で私はあかねさんをバスタイムにお誘いしました。
「そうね…撮影後にシャワーを済ませたけど
やっぱり優美子に背中を流してもらおうかしら」
「ええ、お安いご用です」
そう言って私は
急いで食器などの後片付けを済ませました。
皿洗いが終わって後ろを振り返ると
待っていられないとばかりに
あかねさんはすでにオールヌードになって待っていた。
「うふふ、あかねさん、相変わらずせっかちねえ」
「昔から、こうすると決めたらいてもたってもおられない性分なの…
今さら優美子に言わなくてもわかってるわよね」
「ええ、最初は戸惑ったけど
今ではもう慣れっこになっちゃいました」
笑いながら脱衣を始めると
「私が脱がせてあげる」とあかねさんが私の体に手を伸ばしてきた。
それが脱衣目的でないことも
私にはわかっていました。
慣れた手付きで私を裸にしてゆくあかねさん…
当然、おっぱいやお尻に手が延びてくる。
「いやん…くすぐったいわ」私は体をくねらせて
わずかな抵抗を試みる。
「嘘おっしゃい、気持ちいいくせに」
いつもなら「何悶えてんのよ、さあ、早くバスルームへ行くわよ」と言うのに
なぜだか今夜は私の体を抱き締めて
「優美子…慰めて…」と甘えてきた。