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第14章 初舞台

生挿入する寸前に
清水が下半身にタオルケットを被せたので
実際に挿入しているのかどうか
周りからは見えていなかったけれど、
それでもタオルケットを被せて視界を遮る寸前には
清水のガチガチに勃起したペニスと
メリーのブロンド陰毛に飾られた亀裂を
しっかりと皆に目撃されているので
タオルケットの中で生挿入していることは容易に想像できた。

タオルケットを被せた清水の腰がヘコヘコする度に
メリーがなんとも言えない妖艶な表情をするものだから、舞台袖の待機組は想像を掻き立てられて興奮の坩堝(るつぼ)だった。

そのうち、互いの局部を弄りあっていた芝居の中でペアを演じる女が「舐めたいの！」と
相手役の男の膝元にひざまずいて
これまた勃起しているペニスをしゃぶり始めた。

一組がやり始めると群集心理からか
同じように男根を頬張る女がいたり
逆に足を開いた股間に下から覗き込むようにして女陰を舐める男もいた。

いくらタオルケットで隠していようが
腰の位置と腰使いで清水とメリーが
舞台の中央で挿入しているのがバレバレだった。

舞台監督の近藤も演技指導を忘れて
舞台の二人の動きに釘付けになっていた。

清水は腰を引いて、
勢いをつけてメリーの股を打った。
愛液と汗に濡れる股ぐらが、ぐちゅと音を立てると同時に、固く勃起した性器で子宮口を殴りつけるように打つ。

「ひあっぐっ！」

言葉にならない悲鳴を上げたメリーの子宮口を
容赦なく突き上げてゆく。