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女優なんて…
第15章 女優デビュー
穏やかな枕元の常夜灯。
お部屋のシーリングライトの白色を消すと
たちまちお部屋は艶かしい雰囲気に変わった。
体を拭いてベッドに横たわると
滑らかなシーツの冷たさが心地よい。
腕枕をして桐生さんの体にくっついて甘えた。
まだ、熱が残る桐生さんの体温。
入浴を済ませて汗を流したというのに
興奮しているのか桐生さんの体はジットリと汗ばんでいた。
「体…きつくなかった?無理させちゃったかな?」
私の体を桐生さんは気遣ってくれた。
甘くてラブラブなピロートークじゃないけど、
桐生さんの優しい言葉は私を癒してくれる。
「うん…大丈夫」
「良かった」
「…」
「優美子、キスしていい?」
浴室で遮二無二私の体を求めて来たときとは違い、
少しだけクールダウンしたのか
いつもの桐生さんに戻っていた。
ゆっくり目を閉じると、
唇にそっと触れるだけのキスが落とされた。
静かな仄かな灯りの中を淫らな想いが巡る。
じわじわとカラダが疼いてしまう。
自然と私の呼吸が荒くなる。
あれほど逝かされたのに、私の体は再び桐生さんを求めている。
すると桐生さんの手がするっと秘部にのびた。
「きゃっ!」
「あれ?ぬるぬるしてるよ」
「…バカ…」
「正直になりなよ…指が滑るほど濡れてるじゃん」
桐生さんの指がビラビラの上を撫でるように動く。
「…ん」
「あ、ここ膨らんでるね」
クリトリスに触れた。
指の動きが速くなる。
「…あっ…あんっ…こ、こすっちゃ…やだぁ」
「ふーん。じゃあ、こういうのはどう?」
バサッ。
掛け布団が剥がされる。
すぅっと、空気が冷たい。
桐生さんが私の股間に顔をうずめてきた。