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女優なんて…
第5章 女性マネージャー

「挿れていいかい?」

村の広報課の女とテレフォンセックスで興じた彼は
今すぐにでも挿入しようとした。

「あ…健一…待って…」

思わず安岡の下の名を口走り
恋人気分がグッと盛り上がってくる。

だけど、テレフォンセックスの間、
待たされて焦らされたのだから
その分、ちゃんと前戯を堪能したかった。

「紗由理、もうだめだよ。
イキそうなんだ。紗由理の膣(なか)に入っていい?
もう、限界だ。僕は紗由理の中で逝きたい」

安岡は紗由理をキスから解放し、
紗由理の身体をきつく抱きしめると、
蜜壷に狙いを定めて巨砲を挿入した。

「あっ!…いやん…もう!」

あっさりと挿入してきたことに
ちょっと拗ねた表情をしながらも
紗由理も彼を受け止めて足を男の腰に絡めた。

「紗由理、動いていいよね?」

「…え? あ、待って、
だって、うそ、あ…ああっ、や…だ…」

紗由理は頭を仰け反らして男の強ばりを堪能した。

久しぶり…

毎晩でもこうしたいのに
都内では雑誌記者のハイエナどもが
至るところで網を仕掛けて
スキャンダルを狙ってくるので
なかなか安岡と二人っきりになるのが難しかった

久々に彼に突き上げられ、
ふっと浮き上がるような浮遊感と、
言いようのない快感。

這いのぼってくる恋焦がれる男の巨砲によって、
紗由理は身体が蕩けていくようだった。

腰を振りながら肌を吸われ、
愛撫される深い陶酔の中に、
身体の芯に打ち込まれたものが、
ますます熱くなっていくのを感じる。

「なにが嘘なんだい?」

「だって、こんなの…
今夜の私、変、よっ…なんだか、溶けそう」

「変じゃないよ。愛しあっているんだから、
心も身体も感じていいんだ」

もっと自由に正直に。自分を解放してごらん。

安岡は紗由理の耳元に、そう囁きながら、
巨砲を大きくグラインドさせ、
ひときわ大きなストロークを打ち込んできた。

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