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女優なんて…
第7章 涼風あかねの嫉妬

その日の撮影後、
涼風あかねは不機嫌だった。

自分の代わりに女優でもない女に
裸をスタッフ一同に見させることになった後悔と
どうしても自分が恥じらいを捨てて
演技に集中できなかった悔しさで
彼女は自分自身に腹を立てていた。

『あんな素人が濡れ場を演じきった…』

女優として確固たる地位を得た涼風にとって
それは屈辱以外の何物でもなかった。


「今日も撮影お疲れさまでした」

すぐ夕飯の支度に取りかかりますね

そう言って台所に立とうとする私の腕を取って
「ちょっと、ここへお座りなさいな」と
私を強引にリビングの座布団の上に座らせた。

私としては安岡さんに中だしをされて
監督の「カット!」の声がかかるのと同時に
慌ててショーツを履いたものだから
股間は奥から流れ出てきた精液まみれだったので
今すぐにでもトイレに駆け込んで綺麗に拭きたかったのだけれど、
トイレにさえ行かせないとばかりに
涼風さんは強引に私を隣に座らせた。

「あの…えっと…何でしょうか?」

私は両足をきちんと揃えて防御しました。
うっかり股を開くとザーメンの香りが立ち込めてきそうで怖かったんです。

「あなた…あんなにもスムーズに濡れ場を演じることが出来たのね」

「あ、いえ…安岡さんが上手にリードしてくれたので…」

本音でした。
私はただ布団に寝転がって足を開いていただけだったんですから。

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