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女優なんて…
第7章 涼風あかねの嫉妬

「それにしては大胆だったわ
胸を揉まれても、股間に手を差し込まれても
全然嫌がる素振りなんて見せなかったじゃない」

『私に嫉妬しているんだ…』

この時になってようやく
涼風さんのご機嫌斜めの理由が
わかった気がしました。

『それならば代役など立てずに
ご自身が演じられたらよかったんですよ』

心の中でそのように思ったが
あえて言葉にせずに
私はグッとその言葉を飲み込んだ。

「アテが外れたわ…
本当の事を言うとね、
あなたが大根役者ぶりを発揮して、
監督の顰蹙をかって
あのラブシーンは濡れ場をカットさせたかったのよ
なのに、あなたったら見事にやり遂げちゃうんですもの…」

ね、どうすれば、濡れ場を堂々と演じられるの?

冗談かと思いきや
涼風さんは真剣に私に濡れ場の極意を教えろと言っているのだと気づいた。

「ね、レクチャーしなさいよ」

「えっ?」

「私、演技なら誰にも負けない自信があるの
でもね…濡れ場だけは話は別よ
どうしても男優さんを…安岡を拒否してしまうの」

そう言われても
私だって安岡さんとテレフォンセックスをした下地があったからこそ、すんなりと抱かれる事が出来たけれど、
これが見ず知らずの男優さんと、いきなり濡れ場を演じれるかと言うと自信などなかった。



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