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第18章 英麻

他のスタッフさんは　江端さんからのオファー
皆断ってたから　
江端さんは月に2回　フラワーガーデンに
電話入れてくれて　

お店のスタッフさんの間で有名だったの　
社長が何時も困っていて　それも在ったのかも　
江端さんからオーダーのあった日は　
私が行く様に成って　
何時もファミレスか
居酒屋だったな・・・・

私最初の頃は　ただ笑顔で　江端さんの話を聞いて居て　
江端さんが私の事を　聞いて来た時　
奨学金の返済の為に　働いて居ると話をしていたの　

2か月過ぎた頃かな　私の携帯番号教えて　
直接掛けて来て
そう話したら　凄く嬉しそうにしてたっっけ　

江端さんの　お仕事は建築会社の資材担当とか　
聞いた事あったわ　

携帯を教えた次の月は3回お会いして　
私、何時も　笑顔で話しを聞いて居るだけ

江端さん　フラワーガーデンの会員を退会して　
社長凄く喜んでた　

会費は欲しいけど　スタッフが皆嫌がる人に
紹介するの　大変だったと思うわ

江端さんが付き合って欲しいって　
真剣な表情で言うから　

私、江端さんに　私はお金掛かるから　
辞めなさい　そう言ったら　
お金は有るから　付き合って

そう　言うのよね・・・・

その日も　居酒屋で隣の席にキャバクラのお姉さんが
4人で飲んでいて　
そのお姉さん達　エルメスのバック持ってて　
私も　大矢さんに買って貰って　持っていたけど　

江端さんと　ご一緒の時は　安いバックで　
出かけて居たから　
私、お姉さん達のバックを
黙って　見て居ただけなの