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目覚めたのは 公園のベンチ
第21章 愛美
「お食事終わって お二人にお酒をお酌して 私も少し飲まされて」
「成田さんが私に 弟さんの学費大変だろう 大学はどうするの?」
「聞かれたんで 私の処父が居なくて 母が私と弟を育てて呉れて」
「弟は、今高校3年で来年受験なんです 」
「母は 私達を育てて呉れましたが それ程貯金も無くて」
「それでも弟を大学へは行かせてあげたいと 思っていたんで」
「成田さんに 言われて驚いていたんです・・・」
「後で考えて思ったのは 店長が成田さん達に教えたんだと思います」
「成田さんが私に聞いて来たの 男性経験は?」
「私有りませんて答えたら 権藤さんに向かって 笑っていたわ」
「成田さんが 蛇の目見たいな目で私を見て 」
「提案が有るんだけど そう言って来たんです・・・」
「 ぞっとして 」
「成田さんの目を見て そう言われた時 背中に鳥肌出てました」
「断ろうと思ってました・・その時は・・・・」