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目覚めたのは 公園のベンチ
第9章 恵
「夕方 戻るね 」
朝食を終え 愛の潤んだ目を見ながら
和夫は愛の家を出た
山川夫人が和夫の姿を見て
慌てて家の中に入って行くのを見ながら
和夫は 住宅街の坂を下って行った
目指すは 鹿野 恵の家
身長158センチ 肩までの髪 瓜実の顔
バストはCカップのやや大きめ
乳房が大きく中肉中背 腰が張り
ヒップが大きい
ご主人の寝取られの罠に嵌り
ご主人しか知らなかった
人妻が不倫から 露出
乱交へと肉欲に溺れて行く
ヒロインだった
・・・・今 恵 どの辺のシーンだろう・・・・
・・・・和夫は考えて入た・・・・
・・・行って見て 考えよう・・・・
そう 結論付け
鹿野の 家のチャイムを鳴らした
チャイムを押した時 目線を感じ振り向くと
隣家の 海野が玄関を開け覗いているのが見え
軽く会釈をすると ドアが閉じられた
「はい どちら様ですか?」
恵の声が ドアフォンから流れて来た
「 佐賀さんの事で お話が 」
和夫は小説の恵の相手である 佐賀剛の名前を出した
「・・・・・・・・・・・・・」
恵が扉を開け 悲しそうな顔で
和夫を見て 招き入れて来た
和夫は無言でリビングに入り
ソファーに腰を降ろし恵を見つめた
「 剛さんの事?・・どんな御用ですか? 」
恵が言葉を探しながら 和夫を見る
「 佐賀さんとデートは 何回したの? 」
和夫の言葉に はっとした顔で 恵は和夫を見て
顔を伏せ 手を開いて見せた
「 主人には 内緒にしてください・・・」
訴える様に和夫を見て 言って来た