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目覚めたのは 公園のベンチ
第9章 恵

乳房に手を置き軽く愛撫し 乳首を指ではじくと 
閉じた目が痙攣し

・・ウウン・・

甘えた喘ぎを上げ 和夫の手を離し 

「・ヤ・ス・マ・セ・テ・・」

甘えた様に呟き 目を閉じ静かな呼吸から 
寝息を立て始めていた
和夫が服を整え立ち上がった時 
恵が目を開け 和夫を見ながら 

「 お帰りですか? 」

寂しそうに呟いた 和夫は頷いて 

「また来るから」 
恵の額に 唇を当て
 
「海野さんが 何か言って来たら・・・」 

恵を見ながら言うと 怪訝な顔をした

「海野さんの 2階に紫のパンティーが干して有ったら・・」

「今日は 須藤さんお見えに成るんですね」

 「そう言って上げたら 海野さん驚くから」 

恵の目が光り 和夫は須藤電器の社長の話を教え
恵は目を見開き 嬉しそうに頷いて

「海野さん 何時も私の事で 影口を話しているの知ってたから・・・」 

嬉しそうに微笑んだ

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