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目覚めたのは 公園のベンチ
第15章 直美

ハンカチで目を拭いながら話は続いた



「どうしたら 良いか判らなくて・・・暗い顔してたのね 」

「 そうしたら 課長が声掛けて来てくれて」

「私 離婚かな一緒に居られないな そんな事考えていたの」

「主人が浮気して 課長が声を掛けて頂いて 」

「 以前から少し課長には 好意持っていたから  」

「 飲みに 連れて行ってもらって 」

「 その席で思わず泣いてしまったの 」

「 課長に優しく抱きしめられて 誘われてホテルに行ったの 」

「 課長と部屋に入った時・・・・ 」

「 ああ 不倫するんだな 何処かで思っていたのよ」

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