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ひだまりのねこ
第4章 クリスマス
二人は着替えを済ませるとダイニングテーブルの椅子に腰かけた。
「お疲れ様でしたー!!」
そう言うと二人は焼酎で乾杯したのだ。
優佳は早々話し始める。
「雅人、その荷物はなに?」
「え?これ?」
「そうよ」
「これは、クロちゃんとマルのクリスマスプレゼントだよ」
「え?マジで?」
「うん」
そう話すと雅人は優佳にプレゼントを渡した。
優佳はとても嬉しそうに受け取っていた。
「開けてもいい?」
「いいよ」
優佳はワクワクしながらリボンを解き包みを開けていった。
雅人はそんな優佳の姿を焼酎を飲みながら見ていた。
リボンを解き、包みを開ける。
すると、黄色いワンちゃん用のちょっと大きめのベッドが出てきたのである。
その黄色はとても可愛らしかった。
優佳はそれを見て大変喜んだ。
「雅人、ありがとう。クロちゃんもマルも喜ぶわ」
「うん、臨時収入が入ってさ、それで買ったんだよ」