パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 白浜観光をしよう！　①

流石にかなり大きいから
２つも買ったら邪魔になりそうだけどな

「２匹必要なんだってば、ダメ？」

「それは透真がパンダをどうして
２匹必要なのかの理由によるけど…さ。
ねぇ、透真、どうして２匹なの？」

「今日さ、ここで特大パンダ２匹買うじゃん？
んで、また俺達に子供が生まれたらさ、
家族旅行で白浜に来ない？
今度は、子供と一緒に来ようよ。ここに」

次にここに来る時は
白浜へは家族旅行で来ようと
透真がののかにそう言って来て

それって　もしかして…

「ねぇ、透真。このパンダが
２匹欲しい理由って、もしかして」

「そうそう、そう言う事。
んでさ、子供が出来たら
ここで、今度はこれと同じタイプの
小さめのパンダを買えばいいじゃん。
一人生まれたら、また買って。
その度に、ここに来れば良くない？」

「…っ、と、透真…ッ…それ…って、
私と透真のお家に、
私達の家族と同じ家族構成の
パンダの家族を作るって事…だよね？」

透真が大きなパンダのぬいぐるみを
いやに欲しがるなと思って
その理由を尋ねるとそう説明をして来て

私は…透真のその言葉に…
お土産物屋さんで
パンダのぬいぐるみを持ちながら
泣いてしまいそう…な程　嬉しかったんだけど

「ああ、俺はそうしたいと思ってるんだけどさ。
ののかは？ののかはどう思う？
今日のアドベンチャーワールドの思い出は
俺とののかとの、ふたりだけのさ
夫婦の思い出にはなったけど、
これから先は、家族の思い出を
自分達の記憶の中だけじゃなくてさ、
目に見える形にも残して行きたい…って」

透真が　そのパンダのぬいぐるみを
こちらに向けて抱く様にして見せて来て

透真に抱かれてるそのパンダが
小さな子供の様に見えてしまって

「今度来る時は…、家族で…ここに」

「どう？悪く無いと思わない？
ののか、ののかもさ、そう
俺と同じ様にさ、思ってくれちゃったりとか…
しちゃったりとか、しちゃったりしない？」

透真が抱いている
パンダのぬいぐるみの腕に
抱かせる様にして　小さめのパンダの
ぬいぐるみをののかが持たせて来て

よしよしと愛おしむ様なそんな手つきで
俺が持っていた方の大きなパンダの
頭をののかが撫でていて