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夫婦で妊活旅行に行く話
第6章 えっちの後は……

「ああ、ののかお帰り。
俺も少し前に出たとこ。
どう?ののかも、水飲む?」

備え付けられている
ウォーターサーバーの水を
飲むかと透真が尋ねて来て

「うん、飲みたいかな、汲んでくれるの?」

「ああ、俺も丁度、もう一杯水さ
飲みたいと思ってたから、ついでな」

自分のお代わりのついでだと
透真が言って
新しいコップにののかの分の
水を汲むとどーぞと
それをこちらに差し出して来て

お礼を言って紙コップを受け取ると
空いていたソファに腰を下ろした

新しい水を汲んだ透真が
ののかの隣に腰を降ろして来て

壁側にそのソファがあって
後ろが壁であるのをいい事に
スルッと空いている手を
ののかの腰に回して来て
スリスリと腰をその手に撫でられる

「ちょ…、やっ…透真ッ…腰ッ…は…」

「いいじゃん、別に…減らないでしょ?
外からも見えないし、俺とののかしか
ここにはいないじゃん?ね?
部屋に戻ったらさ、勿論…
さっきの続き…するよね?」

温泉で温まった身体を
良く冷えた水で冷やすように

ゴクゴクと喉を鳴らして
流し込む様に紙コップの水を飲むが

透真の言葉に今からの事を
想像してしまって 余計に顔が熱くなる

旅行に来てるんだから

いつもより大胆に…そう言う行為を

楽しんでるカップルや

それこそご夫婦は多いかも知れなけど

普通のセックスじゃなくて…

私と透真は

子作りの方をしてる…訳であって…

でもッ 確かに交際してる期間から

かなりの回数をそうした事はあるけど

子供ができてもいいやってするのとは

こう 作ろうとしてするのは…

透真も言ってたけど やっぱり違う感じがして


特別な行為……な様にも感じる


「水、飲めた?お代わりする?」

「え、あ、うん、もういいよ」

いつの間にか考え事をしながら
水を飲み干してしまっていたみたいで
透真がののかに声を掛けて来て

「なら、部屋に戻る?
車でいい子にして、待ってる
あのパンダの夫婦を回収するんでしょ?」

「ねぇ、透真」

透真がこちらに手を貸してくれて
上から引き上げられてソファから
ののかが立ち上がると

はいと透真が手を差し出して来たので
自分の手にあって握っていた
空になった紙コップを手渡した

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