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夫婦で妊活旅行に行く話
第6章 えっちの後は……
その二つのコップを重ねて
備え付けられていたゴミ箱に
透真それを捨てる様子を
ののかはその場で見守って居て

「透真、ありがと」

「ん?今さ、ののか俺に
何か言いかけて無かったっけ?」

「いや、あのね。
パンダのぬいぐるみをね。
1匹透真に持って欲しいな~って」

「いや、そんなん当然じゃん?
流石にあのサイズのパンダをさ
ののかに、両方持てとは
俺も、言ったりしないってば」

こちらからお願いするまでも無いと
透真がそう言って来て

途中の道中に設置してあった自動販売機で
お茶のペットボトルを買って
預かっていて欲しいと言われて
持っていたエコバックに2本それを入れると

「だったら、ついでだし、
透真のそれもここに預かろうか?」

フェイスタオルに履いていた方の
下着をくるんだ物が入ったそれを
預かろうかと声を掛けて
入れやすい様にして バックを開くと
透真がそれをその中に入れると

ののかの手から
荷物の入ったエコバックを
そのまま持って行ってしまって

「んで、俺がこれを持てば完璧じゃね?」

「もう、それぐらい私でも持てるって。
でも…透真、ありがとうね」

「うん?さては、ののか
俺の優しさに惚れ直しちゃったとか?」

「透真はそんなんばっかり言って…るし、
惚れ直さなくても、惚れてるから大丈夫」

そんな取り留めも無い様な
会話を夫婦で交わしながら

駐車場で車に寄って 
あのアドベンチャーワールドで買った
大きなパンダのぬいぐるみを
後部座席から解放すると

それぞれの腕にそれを抱いて

空いている方の手を繋いで

自分達の部屋まで戻った

「透真、先に
ドライヤー使ってていいよ~。
私、先に肌整えたりするから」

そう透真に声を掛けて
透真がドライヤーを使っている間
コンビニで買った ティーツリーの
メディヒールのシートパックを顔に乗せた

「そうしてるとさ、
白塗りのお化けみたいだけどな」

「カオナシみたいだって言いたいの?
でも、あったみたいだね、コラボ商品で。
カオナシのシートパック」

お化けみたいだと
シートパックを乗せてる顔を見て
透真が揶揄う様にして言って来るから

同棲し始めた頃から見られる度に
このやり取り何度もしてるけど

シートパックぐらいゆったりとさせて欲しいな


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