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夫婦で妊活旅行に行く話
第7章 白浜の…夜は… *

「そうなの?」

「いや、知らんけど…ッ、
でもその方が…効果ありそうじゃない?」

終わった後に
夫婦でこんな話をしてる辺り
自分達がしてたのが
普通のセックスじゃなくて
子作りセックスの方だと
妙に意識をさせられてしまう

スリスリとまだ赤ちゃんが居ない
そのお部屋のある場所を
透真が優しく撫でて来るから

「んんっ、もうっ、
透真、気が早いってば。
まだ…ちゃんと、赤ちゃん。
出来てるか分からないからっ」

「それはそうなんだけどさ、
ののかのお腹を、
撫でるぐらいいいじゃん」

「ま、まぁ…、そんな風にさ
透真が赤ちゃんができるのを、
楽しみにしてくれてるのは。
こっちも嬉しいんだけどもね?」

ののかが上半身を捻りながら
繋がったままで透真の方を向くと

自分の手を彼の後頭部に回して
自分から唇を透真に重ねる

スルッと後ろから透真が
ののかの乳首をきゅっと摘まんで来て

ギュウっと中にある透真のペニスを
その刺激で締め上げてしまって居た

「ちょ待っ…、そんな締めたって
もう出ないからな?ののか
散々人から精液、搾り取って置いて、
まだ、搾り取るつもりなの?」

「してないっ、って言ってるじゃんかっ」

毎回毎回 1回で2回分ぐらい
出てるんじゃないかって思う程
人から搾り尽くして置いて
どの口がそんな事を言うのやらと
透真は内心思ってしまいつつ

「でもさぁ、ののかの身体が
俺の精子を欲しがって妊娠しやすくする為に
そうしてるんじゃないの?」

「締まっちゃうのは…、透真が
終わった後に動かすからだってばっ」

「それだって、男の本能でしょ?
自分が出した物をさ…ののかの…中の
一番奥に…押し込んで送ってるんじゃないの?」

そんな風に言って来て置いて
知らんけど…と言って居て
知らんのんかぃと…無言のまま
ののかが心の中でツッコミを入れていると

ぎゅううと後ろから
透真がののかの身体を抱きしめて来て
よしよしと下腹部を撫でられる

透真が身体を寄せた時に
唇がののかの項に当たる形になって
自分が先程付けた
項の赤い印を透真が指でなぞる

「まだ、俺がこれしたのさ、
怒ってる?ののか…」

「怒ってる…も何も、痛かったもんッ」



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