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夫婦で妊活旅行に行く話
第7章 白浜の…夜は… *

ののかが自分の身体をベッドから起こして

尿意を感じてトイレに行くと
喉の辺りに違和感を覚えた

ずっと…透真に喘がされてばっかりだったから

ちょっと…喉の辺りが 

いがらっぽい…と言うか

若干 はしかい…感じするな

自分の喉の不快感を押さえて
渇きを満たすために

夕食の時に買って
冷やすのを忘れていた
ペットボトルの常温になったお茶を
自分の乾いた身体に流し込んだ

自分の飲みかけの分と
まだ飲んでない透真の分の

お茶のペットボトルを
冷たい方がいいだろうなと思って
一緒に冷蔵庫に入れて置いた

ベッドに戻って

横になって居る透真の顔を確認する

すぅすぅと寝息を立てていて

透真はよく眠っていたので

その隣にもぞもぞと潜り込んで
自分の身体を透真の身体に寄せる

「おやすみ…透真」

自分の体勢をののかが寝やすい様にして
寝ポジ…もとい 自分が寝やすい姿勢を
ののかがゴソゴソしながら整えると

そのまま 自分の意識を手放して

眠りの国へと…落ちて行った


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