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夫婦で妊活旅行に行く話
第8章 白浜観光をしよう! ②

「もしかして、あの大学に行かずに、
そっちに行っていた可能性もある?」

「なんだろうなぁ、趣味と実益は
近くなり過ぎない方がいいなって。
だから、4大に進学して一般企業に
就職しようと思ってね。
だから進学は神戸のあの大学にしたの。
農業高校だから、就職組がメインで
進学組は調理師系や、畜産とかの
農業関連の専門学校がメインだもん」

そんな話をしながら
歩いていると
ログハウスの様なミステリゾーンと
書かれた建物が見えて

順路的に次はココだと言うので

その建物の中に入ると

歪んだ階段を下る様なのだが

3世代旅行中の祖母らしき人物が
その階段の手すりにつかまって
動けなくなってしまって居て

先に行ってくださいと言われて

その隣を進もうとしたら

グンッと身体が大きく
片側に引っ張られるのを感じて
重力が一度に 身体に掛かって来る

真っすぐに立つのが難しくなって
よろけた身体を透真が支えてくれて

「確かに、あの人があそこから
動けなくなってたのはこのせいか。
遊園地や科学館につきものの
斜めの部屋だけど、
ここのは特別、傾斜がえげつなヤバいな」

「傾斜もだけど、お部屋の
大きさもヤバいってば。規格外っサイズっ。
と言うか、頭の血流が…片方に寄ってるもん」

壁に斜めに設置されたレールに
ボールを置くと勝手にボールが
レールを上に昇って行くのを2人で見て

壁沿いに設置されたソファに座ると
身体を押さえられたようになって
立ち上がりにくくなるソファがあって

「立ち上がれないソファだってさ、
ののか、これ、座ってみてよ」

そのソファに座るかと
こちらに透真が声を掛けて来て

嫌だなと思いながら座ったら
案の定嫌な予感は的中して
なかなかそのソファから立ちあがれなくて
四苦八苦する事になったんだけども

透真は透真で人に座れと言って
自分は座らずに
立ちあがれない私を見て笑って居た

「もう、透真ぁっ!
さっきから笑ってないで、助けてってば!」

「ん?何だ?立ち上がれないの?
ののかもさ、筋トレ一緒にする?
体幹が弱ってるんじゃないの?」

そう言ってこっちを揶揄いながらも
透真がこっちに手を貸してくれて
その立ち上がれないソファから
引き起こされて立ち上がる事が出来た

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