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夫婦で妊活旅行に行く話
第8章 白浜観光をしよう! ②
ここでは重力と言う
普段からあるが存在を意識していない
エネルギーを体感して
学べるという事なのだろうけど
その先には壁沿いに台が設置されていて
普通にその台の上に立っているだけで
身体がかなり斜めになって居る
写真を撮れる場所があって
そこには記念撮影中に
小さい子が重力負けして倒れても
支えてくれる若い男性のスタッフさんが
常駐してくれている様で
小さい子が落ちるぅ~と
きゃーきゃー言いながらも
お兄さんのスタッフに声を掛けられながら
その子供の親がその姿を写真に納めていて
「あの人ヤバくね?あの人、
一日中この斜めの部屋に居る訳?」
「そ、そうかも…」
普通に立っているだけでも
私は壁が呼んでるんだけどな
気を抜いてたら
壁と友達になりたくなる様な
そんな状況がずっと続いていて
あのお兄さんの所だけ重力違うのかなと
思う程に普通に居るんだけどさあの人
重力を…超越…してるのかな?あのお兄さん
でも 自分の隣の透真も
普通にこの部屋を
斜めじゃないみたいにしてるから
『どうも、こんにちは。
お二人も順番に、お写真如何ですか?
台、3段ありますので、
ご一緒でもお写真行けますよ、どうですか?』
そう促されて 2人でその壁際の台で
ポーズをとってそのスタッフの人に
スマートフォンで記念写真を撮って貰った
写真を撮り終わってその台の上は
普通の床の上よりも
かなり身体を強く引っ張られて
後ろの壁に背中をくっつけて動けなくなって
私が重力に押し負けて壁とお友達になって居ると
「何それ、遊んでんの?ののか」
「押し潰されるのっ、目に見えない何かに
壁と強制的にお友達にされてるんだってば。
こんな大きな傾斜の急な斜めの部屋は
初めてだよ、この先もまだ斜めじゃんかっ」
しれっと何も無い様な感じに
透真がこっちに聞いて来るから
この部屋の重力が涼しい顔の透真と
ニコニコ顔の爽やかなお兄さんの所だけ
差別して働いている陰謀の様にも思えて来る
まぁ 実際に陰謀なんて事は無いんだけど
足と体幹の筋力の問題だろうし
こっちのお兄さんに関しては
毎日の慣れの賜物なのだろうけどさ
その先も私が壁と仲良くしている度に
透真が肩を震わせていて
若干イライラしたのは言うまでもないけど
普段からあるが存在を意識していない
エネルギーを体感して
学べるという事なのだろうけど
その先には壁沿いに台が設置されていて
普通にその台の上に立っているだけで
身体がかなり斜めになって居る
写真を撮れる場所があって
そこには記念撮影中に
小さい子が重力負けして倒れても
支えてくれる若い男性のスタッフさんが
常駐してくれている様で
小さい子が落ちるぅ~と
きゃーきゃー言いながらも
お兄さんのスタッフに声を掛けられながら
その子供の親がその姿を写真に納めていて
「あの人ヤバくね?あの人、
一日中この斜めの部屋に居る訳?」
「そ、そうかも…」
普通に立っているだけでも
私は壁が呼んでるんだけどな
気を抜いてたら
壁と友達になりたくなる様な
そんな状況がずっと続いていて
あのお兄さんの所だけ重力違うのかなと
思う程に普通に居るんだけどさあの人
重力を…超越…してるのかな?あのお兄さん
でも 自分の隣の透真も
普通にこの部屋を
斜めじゃないみたいにしてるから
『どうも、こんにちは。
お二人も順番に、お写真如何ですか?
台、3段ありますので、
ご一緒でもお写真行けますよ、どうですか?』
そう促されて 2人でその壁際の台で
ポーズをとってそのスタッフの人に
スマートフォンで記念写真を撮って貰った
写真を撮り終わってその台の上は
普通の床の上よりも
かなり身体を強く引っ張られて
後ろの壁に背中をくっつけて動けなくなって
私が重力に押し負けて壁とお友達になって居ると
「何それ、遊んでんの?ののか」
「押し潰されるのっ、目に見えない何かに
壁と強制的にお友達にされてるんだってば。
こんな大きな傾斜の急な斜めの部屋は
初めてだよ、この先もまだ斜めじゃんかっ」
しれっと何も無い様な感じに
透真がこっちに聞いて来るから
この部屋の重力が涼しい顔の透真と
ニコニコ顔の爽やかなお兄さんの所だけ
差別して働いている陰謀の様にも思えて来る
まぁ 実際に陰謀なんて事は無いんだけど
足と体幹の筋力の問題だろうし
こっちのお兄さんに関しては
毎日の慣れの賜物なのだろうけどさ
その先も私が壁と仲良くしている度に
透真が肩を震わせていて
若干イライラしたのは言うまでもないけど