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夫婦で妊活旅行に行く話
第4章 白浜観光をしよう! ①
「いや、あのさぁ。ののか。
確かにののかに似たさ、
可愛らしい女の子は俺も欲しいし、
居たらいいなぁとは俺も思うよ?
だからと言ってさ、俺はののかの事がさ
好きで可愛いって思ってるから。
ののかと、結婚したんだし…さ」
「でもっ、居るんだってば。
娘さんが中学生って頃なのに、
お風呂一緒に旦那と娘が入ってるとかって。
気にしてる、お母さん居るんだってば。
ほら、それ位になったらさ、身体もさ
おっぱいとか…目立って来るじゃない?」
そうののかが
透真に訴えて来て
確かにそう言う感じの相談って
NHKとかの番組にメールで来そうな
相談内容だなと思わないでもないけど
「確かにそれ位の年齢まで
娘ちゃんとお風呂に入るのは、
俺もどうかとは思うには思うけどさ。
だったら、全員で入れば良くない?
自分達の家を建てる時に、3人でも、
4人でも入れる風呂にすればいいじゃん」
「なっ、透真っ、
全員でお風呂一緒に入るつもりなの?」
「いいじゃん、大浴場みたいでさ。
要するにさ、風呂の密室で異性の子供と
2人だけになるのがダメなんでしょ。
だったらさ、全員で一緒にさ
入ってしまえば、やましい事無いじゃん」
健全な家族団らんの形だと
そう透真が言って来るけど
男の子だとして…小学生の高学年になれば
子供の方が…嫌だって言いそうだけど
「透真はさ、そんな、ちょっとした
小さい旅館みたいなお風呂にするつもりなの?
まぁ、透真は元々一緒にお風呂入るの
大好きだもんね?今のあの借家も、
希望がふたりで一緒に洗えて、
一緒に浸かれるお風呂が希望だったもんね」
透真はいつも私とも
一緒にお風呂に入りたがるけど
子供が生まれたら子供とも入りたそうだし
大きなお風呂は自分達の家には
必要なのかも知れないな
「男の子でも女の子でも、俺は、
子供と一緒の風呂に入りたいけど。
ののかとも一緒に入りたいからさ。
だったら子供が2人とかになったら
やっぱ、家族全員で入りたいって思うじゃん」
「でもさ、それは誰が服着せるの?」
子供が出来たらお風呂をどうするのかと
そんな話をしながら駐車場まで戻って来て
そんな話を続けながら車に乗り込んで
三段壁を後にした