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夫婦で妊活旅行に行く話
第4章 白浜観光をしよう! ①
「キスの種類が問題じゃなくてッ、
ここって場所が問題なんだよッ!」
思わず声を張り上げてしまって居て
透真に口を慌てて塞がれてしまって
しぃーっと静かにする様に言われる
「なら、周囲にバレなかったらいいんだろう?」
話を聞いていたのか居ないのか
そんな事を言い出して来て
嫌な予感がすると思ってたら
透真がののかの腰に手を回して来て
弱点である腰をスリスリと撫でられる
グッと手の平を押し当てて押し付けて来て
そのまま じんわりと圧を掛けて来る
じわじわとそこから手の平の熱が
仙骨に伝わると
甘い痺れがそこから湧いて来る
「ちょ、透真ッ、ダメッ、
腰…はっ、ダメって言ってるのにッ」
身体の力抜けちゃうし 声が出そうになる
彼の手をそこから引き剥がしたいのに
「前の方のカップルも、腰に手当ててるけど?」
自分達の斜め前のカップルも
男性が女性の腰に手を当てて抱いているが
問題はそこじゃなくて
仙骨に沿う様に手を縦にして添えて来て
指先で尾骨の先端を押しながら
仙骨に圧と熱を送られて揺すられる
ブルっとこんな場所で
服の上から腰を触られてるだけで
気持ち良くなってしまっていて
恥ずかしいと思うし声を漏らしてしまいそうで
「やっ…めて、声…っ、
出ちゃ…いそうになっちゃうからっ。
許して……っ、透真…、ダメッ…ッ」
スッと腰から手が離れて
グイっと身体を引き寄せられて
透真の身体に
こちらの身体を持たれ掛けさせて来て
そのまま 透真の
匂いと体温に自分の身体を預ける
「まぁ、…ののかの事を大きな声で
こんな所で喘がせてもダメだし?
丁度いい感じに、時間潰しにもなったし…。
それに…、ののかも…えっち…な気分に
なって来たりしたんじゃない?これで」
「どんな暇の潰し方ッ??もうやだぁ、
そんな事、してって頼んでないもんッ」
「いや、そんなつもりで
俺はそうしたんじゃないって。ののか。
ちょっと、腰に手を添えただけで、
ののかがさ、凄い可愛い反応して
身体を跳ねさせるから悪いんだってば。
ついつい、もっとののかをさ、
可愛がりたい気持ちが俺も、
抑えられない感じになっただけだってば」