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夫婦で妊活旅行に行く話
第4章 白浜観光をしよう! ①
そう言いながら 
ののかが透真の数歩前を歩いて

透真の前に出ると その場で足を止め
透真の方へは視線を向けずに俯く

「ののかの事はさ、割と入学してすぐから
いいなとは思ってたんだけどさ。
ののか、付き合ってる相手がさ
地元にいるって話もさ。
俺は、聞いて知ってたからな。
東雲先輩に相談しても、だったらさ
そいつから略奪すればいいじゃんとかって
そんないい加減な返事しかくんないし、
俺は俺で、割と悩んでたんだぞ?」

「でも、あの頃の透真はさ
女の子に囲まれてて随分と
モテモテだった気がするけど?」

大学のバーベキューのイベントで
見かける透真はいつも
人の輪の中心に居る様なイメージで
いつも女の子数人が透真の事を
狙ってるんだろうなぁって感じもしてたけど

あの当時の私は付き合ってた人の事しか
見えて無かったし
彼が居なくなった後は
ずっと表向きは篠田の女の
ひとりみたいになってたもんな~

篠田が付けた 監視役の所為で
私がイケメンばっかりを
とっかえひっかえしてるって噂が
大学内で流れてて
地味なのにあっちは派手なんだ…と
ひそひそと囁く声が怖かった

自分の事を言われてるんじゃないかって

自分は大学の中に居場所なんて
無いんじゃないかって
優しく声を掛けてくれる唯花ちゃんと
その他の 篠田の繋がりにしか
自分の居場所がない気がしてたから

篠田と付き合わされる様になって
行ってなかったバーベキューも
私が気落ちしてるのを見た
篠田の方から 遊んでおいでって
言ってまた顔を出すようになったんだけど

それまで バーベキューで一緒になっても

話なんてほとんどして無かったのに
その辺りからだったっけ 
透真が大学内でもバーベキューでも
こっちに話をして来る様になったのは

「だから、割とあの当時俺がさ
派手に遊んでたと言うのに関しては。
俺も事実だし、否定はしないけどさ。
ののかが、全然なびいてくれないし、
代わりの物でさ、自分を
納得させようとしてたんだとは思うよ?
ま、結局、他の女の子と付き合ってもさ、
納得は出来なかった訳だし?
だから、東雲先輩の言葉を倣う事にしたの」

―――――――――――――――――

その内…この2人の
全然甘くない馴れ初めの
大学時代の話を…公開します。
その時に…全部…繋がりますので。
今は適当に読み流して下さい。
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