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ダンシング・クィーン
第11章 康子
夕飯までの短い時間を
ゆっくりと歩きながら 栄治との時間を噛みしめていた
修が前から歩いて来て栄治と話始めた
居酒屋で一緒に飲んだ若者だった
確か1時間程飲んだ記憶がある
出張で来ており 仕事が終わったらここに来ようと
予約していたと話す どうせ彼女も居ないし
気ままな独身ですからと 笑っていた
笑顔が素敵だった
栄治が後で飲もうと誘い 旅館で食事を終え
二人テーブルで酒を酌み交わしている処に
修が浴衣ではいって来た 三人で飲み始め
康子の腿に栄治の手が触る
膣が濡れ早く二人にと 舌を舐めた
栄治の手は 浴衣を割り内腿を彷徨い
白い光が 手の平から送られ 吐息を漏らしていた
頬が熱く成り 栄治の声にエコーが掛かり
視界が狭く成って来る 栄治の手の平が
首筋を撫で 白い光が波紋の様に
繰り返し 繰り返し頭の中へと流れ込み
吐息に 微かな喘ぎが混じって来た
修が僕たち兄弟なんですと話し始めた
何と 康子が聞くと 啓子さんとの初体験を細かく話す
聞いてるうちに 栄治に抱きかかえられて
浴衣の中に 手が差し込まれ
乳房に手の平が 胸を愛撫されて
頭の中に 鈍い快感が次々と送られてきて
喘ぎを上げてしまう