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ダンシング・クィーン
第2章 啓子

鏡台に飾ってある山の写真のポストカードを 啓子は眺め
2階で 寝ている、林修の処へ洗面器とタオルを持ち上がって行った

6畳の部屋で 修は一昨日から寝込んでいる 
具合が悪いと赤い顔で帰って来て 熱を測ると39度を出していて 
解熱剤を飲ませ 布団を敷くと横にさせ
昨日は大夫 下がっていた 

今朝 部屋に様子を見に行くと熱も下がり起き上がりそうなのを 
横にして もう一日寝ている様言い聞かせ
今部屋に向かうところだった 
2階は 一昨年から下宿として貸出し 
近くの大学生が 入居していた
子供が地方に行ってしまい 部屋が空いたのを期に貸し出し 

修は今年から 啓子の処に下宿を初めたばかりだった 
18歳の修は 自分の子供と年も変わらず 
ともすると自分の子供の様に思え 
体を拭いて上げようと 部屋に入って行った 

声を掛けると修は起き上がり 
体を拭くと言う言葉に 躊躇する 上を脱がせ
逞しい背中から胸を拭き 上を羽織らせ
パジャマの下を降ろし 足を拭いてると 
股間が盛り上がるのを見てしまう 

啓子は気付かない 振りをしながら 
タオルを洗面器に戻し 立ち上がろうとすると 
修が抱き着いて来て 
乳房に手が当てられて
強く握って来た 
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