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ダンシング・クィーン
第2章 啓子
卒業式

生徒たちが 自分の名前を呼ばれるのを 待って居る
神妙な 顔で座って居る 栄治を見て
涙を 堪え無理に 笑顔を出そうと 顔を振った
栄治が 私を見て 笑顔を出す 指で前を指すと
頷いて 顔を前に向け 又神妙な顔をしている

冬休み 栄治には言わなかったけど 実家に帰り
お見合いをした

栄治を  忘れるために
栄治と  別れる為に
栄治から 離れるために

今日で 終わる

私の 教師生活も
私の 此処での暮らしも
私と・・・・・ 栄治の・・・付き合いも

好き? 
恋してる?
愛してる?
 
栄治を 本当に愛してた 
きっと 愛されてたと 思う

あの子の 真っ直ぐな瞳 
私を愛おしく見て呉れた瞳
抱き合って 愛し合って 
目を開けたとき 見つめて来る瞳

忘れない
忘れられない
忘れたくない

本当は・・・・
本当は・・・・
本当は・・・・

栄治の名前が 呼ばれ 演台に上がって行く

お別れね・・・・栄治・・・さようなら・・・
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