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ダンシング・クィーン
第7章 美園
美容院で手に取った雑誌の中で 
この地域は素人の売春で有名なスポットと書かれ 
美園は何時の間にか 月に何度か足を運び 体を売っていた
声を掛けられ 付いて行く 
膣に肉茎を 差し込まれ男たちが部屋を出て行く 
中には体を舐めまわし口の中に注いで終わる者もいた 
美園は終わると ただ天井を見つめ 彼の部屋を 
彼の部屋で膣を攻められながら 肉便器 肉便器と 
中に注がれながら言われた 肉便器の言葉を 思いだしていた

ホテルを出た時 恵理子に声を掛けられて
美園は驚いた顔をした 会社の人間に合わない場所で
上司に ましてホテルを出た処を目撃され狼狽した

恵理子は美園を見つめ 恵理子の部屋に招いた 
恵理子のマンションに入り 
美園は修が部屋に居る事に驚くと 
恵理子が一緒に住んでるのと テーブルに酒を出し
3人で飲みだした
チャイムが鳴り 栄治と由美が入って来て
恵理子が下の部屋で 二人は一緒に住んでると教えられ 
目を丸くする 
毎日の仕事の中で4人がこれほど 親密とは 
気づかなかった 恵理子が彼と?聞かれ首を振った 

「 そうなの 」 
恵理子はグラスを上げながら呟く

「 仕事をきちんとしたら 後は自由だから 」

恵理子の目が優しく 美園を見つめ
呟く様な言葉に

美園は ぽつぽつと 自分の事を話し始め
恵理子の優しい目に 全てを語り 涙を溢していた
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