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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第12章 ミヨちゃんと消しゴム

僕が仕掛けた消しゴム落としの計略に、ミヨちゃんが反応してくれた。
それどころか、予想を超えたトントン拍子の展開に、僕は有頂天になってしまいました。
放課後、ミヨちゃんは僕に目配せをしてくれて、校門で落ち合って一緒にミヨちゃんの家に行きました。
ミヨちゃんの両親は共働きだと聞いていたから、家に入ると誰もいなくて、思った通りにひっそり静かです。
僕はキッチンのテーブルに座らされて、ミヨちゃんはポットでお湯を沸かします。
インスタントコーヒーを入れたカップにポットのお湯が注がれて、砂糖の代わりに蜂蜜をたっぷり垂らしてくれました。
その蜂蜜は、女郎蜘蛛のメスを捕食するスズメバチの愛蜜だって、ミヨちゃんが教えてくれました。
二人でコーヒーをすすっていると、ミヨちゃんが何気ない口ぶりで話しかけます。
「金次郎くんさあ……」
「うん、なあに?」
「私のスカート、めくりたい?」
「えっ? あ、う、うーん」
ミヨちゃんのいきなりの斬り込みに、僕はたじろいでコーヒーをこぼしそうになったのですが、気を取り直して正直に答えました。
だって、そのために僕は、ミヨちゃんの自宅に招かれたはずだから。

