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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第21章 夢の遊園地

到着した遊園地の敷地は広大で、周囲は高木の樹林に囲われ、園内の様子を覗き見ることはできません。まるで、奄美大島のジャングルのような雰囲気なのです。
遊園地の入場口には警備員がいて、未成年者は入場禁止と看板に大きく明記してあります。
だけど、入口の係員にチケットを見せて中に入ると、園内には中学生の制服を着た男女のグループや、母親と小学生の親子連れがいるではありませんか。
成人専用とか、未成年者入場禁止というのは、表向きだけの建て前なのでしょうか……?
中学生や高校生たちは、浅草のお化け屋敷では満足できずに、大人のアバンチュールを求めてやって来たのでしょうか?
入園口の近くでは、お母さんが小学生の息子を連れてソフトクリームを舐め合っているのですが……、
もしかしてあれは、親子じゃなくて、僕と叔母さまのような関係なのかな?
それとも、保健室の先生と生徒とか……?
ともかく僕とキラリちゃんは、入園口の目の前にある観覧車に乗ることにしました。

