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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第22章 森林鉄道

(^_-)-☆ 森林鉄道 ♪♪


観覧車を背にすると、前方に見えるのはジャングルへの入口です。

鬱蒼とした樹林の小道へと入ってしばらく進むと、いかにも森林鉄道の乗り場と思わしき木造の駅舎が現れます。

駅舎には改札口がないので勝手にプラットホームへ上がると、駅員の制服を着た係員が現れて、停車中のトロッコ列車が間もなく出発しますよと案内されました。

屋根も窓も無い開放的なトロッコ列車には、一人の乗客もいません。

僕たちが乗り込むとすぐに発車のベルがジリジリと鳴って、二人だけを乗せたトロッコ列車はユルユルと動き始めます。

ジャングルをトコトコと走り抜けて、風が爽やかに頬を撫でます。

上を見上げれば極楽鳥やフラミンゴが樹林の枝で羽を広げ、フィリピンゴキブリが交尾をしながら飛んでいる。森の奥からホエザルの鳴き声が聞こえてきます。

やがてトロッコ列車は、トンネルのような深い藪の中へと入ります。

すると、どうしたことでしょう……、
藪の暗闇の中で、トロッコ列車は停止してしまいました。

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