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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第22章 森林鉄道

広場に登場した人物をよく見ると、ピノキオや小人たちの後ろに従って、入場口で見かけた高校生のカップルがいるのです。
男子高生は白シャツとグレイのズボンの学生服です。
女の子も制服姿で、白の半袖シャツにチェックのミニプリーツスカートです。
どうやら、入園したゲストも参加して、出演者と一緒に楽しむコーナーのようです。
でも、ちょっと様子が変だと思ったのは……、
デンジャラスでミステリアスだと感じたのは……、
高校生のカップルはうつむいて、森の小人たちに囲まれるようにして、追い立てられるようにスゴスゴと歩いていたからです。
それに……、ああっ、なんという事でしょう……、
男の子の両腕は後ろ手にされて、手首を縛られているではありませんか。
遊びに訪れたゲストが手首を縛られて、犯罪人のように追い立てられているなんて、いったいどういう事なんだ?
いやいやこれも、SMプレイの演出かもしれない。
思い直して広場の様子を観察していると、ピノキオが男の子を正面の大木に背中を押しつけて、蔦のロープで縛り付けます。
女高生は広場の芝の上に寝かされて、7人の小人たちに取り囲まれます。
仰向けにされた女の子は、何をされるのかと不安に怯えて声も出せず、顔をこわばらせているのです。

