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第22章 森林鉄道

しばらく小道を歩いて進むと広場に出て、藪の向こうにトロッコ列車が停車しているのが見えます。

トロッコ列車の中から藪越しに、先ほど観覧車で入れ替わった母親と息子が、興味深げにこちらを眺めているのです。

あたかもその光景は、ついさっきの僕たちが、高校生のカップルを眺めていたのと同じではありませんか。


僕は後ろ手のまま大木に縛り付けられて、ウツボカズラの蔓で猿ぐつわをされました。
そして、先ほどの男子高生がされたように、白雪姫が僕の前にしゃがみ込むと、ズボンのジッパーを開いてパンツからチンポを引っ張り出します。

ああ僕は、白雪姫にフェラチオをされるのでしょうか？

いやいや、筋書きは違うはずです。
先ほど男子高生のチンポは勃起していたにもかかわらず、白雪姫はフェラをしなかったし、何もしないで立ち上がったのですから。

彼らが何をたくらんでいるのか、どんな展開になるかを知らされる前に、僕たちを乗せたトロッコ列車は動き始めたのだから。

しかも僕のチンポは今、恐怖に怯えて勃起なんてできませんから。