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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第35章 治療を終えて1年後

(^_-)-☆ 治療を終えて1年後 ♪♪
睡眠専門のクリニックで淫靡菌の治療を受けて以来、淫乱過激な夢を見ることはなくなりました。ベッドから落ちて、床に頭を打ち付けることもなくなりました。
睡眠も深く充分に取れて、すこぶる健康な日々を送っていたのです。
だけど、卑猥な夢を見ることがなくなってから、刺激がなくなったというか、なんとなく物寂しさを感じていたのです。
振られた恋人を懐かしんで、秋の日のヴィオロンのたそがれ時に、猫のオナニーでも眺めているような感じとでも言いましょうか、何とも言えない侘しさなのです。
そんな頃合いの真昼間のことです……、
いつから眠っていたのか突然に目を覚まし、ふと周囲を見回すと、砂塵に干し草が舞って吹きすさぶ、ウエスタンカントリーのゴーストタウンに僕は立っていたのです。
前方には、黒のナイトスリップを身に着けた女性が、二丁拳銃をぶら下げて僕を睨みつけているのです。

