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第12章 エッチなデッサン

「あの……これからどうするんですか？」

ドキドキしながら、みおが聞く。

「みおちゃんにお願いがあるんだけど」

翔太の言葉にみおが緊張した顔になる。

「元の服に戻る前にその服を着ているみおちゃんをデッサンしたいから、モデルになってくれないかな？」

「デッサンのモデルですか？」

みおが安堵したような、ちょっと拍子抜けしたような顔になる。

「うん、なんかイメージ膨らみそうなんだよ……今後の創作の参考になりそうなんだよ……お願いできるよね？」

「ええ、私でよければ」

「ありがとう」

嬉しそうな顔になって、翔太がバッグからスケッチブックと2Bの鉛筆と消しゴムを取り出してテーブルの上に置く。