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僕の思い出達
第2章 川津有紗
「篠部君ってさ、私の事好きなの?」
そう言われたのは七月に入った頃。図書室で本を探しているといきなり後ろから有紗が話しかけて来た。
「どうして…?」
「最近篠部君が見てるな、って思って」
「気の所為でしょ」
僕は子どもの頃から緊張すると声が固くなる。今にも破裂しそうなくらい痛む胸を堪えながら有紗の言葉を上辺だけで否定し本を探す。だけど有紗は僕の後をついて来た。
「本当に?」
「本当だよ…僕、川津さん苦手だから」
これだけは真実だった。中心に立つ元気な女の子は苦手だ。変に正義感が強くてお節介。もう転校して行ったが、一年の頃その女の子に迷惑をした事があった。
「ふぅん」
有紗の声が少し下がる。怒ったのか落ち込んだのか…そう考えていると両肩を掴まれ、耳元で有紗が囁いた。
「塾で先生とえっちしてるの見たとかじゃなくて?」
僕は手に持っていた本を落としてしまった。慌てて拾い曲がってないかと形だけの確認をする。後ろを振り向けない。有紗が笑った。
「先に教室出たの、私なんだよ?篠部君の後ろ姿、見ちゃった」
本を戻した手に有紗の手が重なった。そうしてピッタリと有紗が体を引っ付ける。背中にじんわりと広がる有紗の体温。重ねていた手がするすると腕を撫で、肩、脇腹と伝って前へと回る。そうしてぴったりと僕を抱き締めた有紗。不自然に体を揺らし、服の上から乳首をカリカリと引っ掻く。
「んっ、やめっ」
「しーっ…静かにして」
反射で口を塞いだ。此処は図書室。僕と有紗が居るのは奥の本棚、角だ。有紗は笑って片方の手をそのままに、もう片方をズボンの中へと入れてきた。自分が触った時よりもビリビリとした感覚。震える僕に有紗は「まだダメ」と言って手を抜くと僕を振り向かせた。
「場所が場所だし、汚しちゃったら大変だよ」
有紗はしゃがむと僕のズボンを脱がしてきた。阻止しようとしたけどもやしっ子な僕はスポーツも得意な女の子に力で勝てる筈もなく下着ごと脱がされる。外気に晒されペニスが震える。ビクビクするペニスに有紗は「へぇ」っと感心した様な声を上げる。
「この頃って可愛いんだね、おちんちん」
そう言うと躊躇いもなくペニスを咥えてきた。「ひぁっ」と声が出てしまい慌てて塞ぐ。咥えたまま上目遣いで見上げてきた有紗は目だけで笑うと頬を窄めて頭を動かし始めた。
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