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未熟の淫情
第5章 幼馴染の契り

 ファーストキスをしてからというもの、二人は益々悶々とした日々を過ごし、
毎晩独りでオナニーをして気持ちを鎮めることになる…

一番多感な思春期の男女にとっては、性欲を抑えられず、
早くAからB、Cのステップへと進みたかったのだろう…

甘酸っぱいファーストキスから一週間も経たずに、次なるセックスチャンスが訪れる…

 「ねぇ…明日、休みだし…今から私の部屋で一緒に映画でも見ない?」

…と、一人暮らしを始めた美結がカズマに痺れを切らし、お家デートへと誘ったのだった…

 「…へ、部屋でって…それって…ホントにイイの?」

女性の方から部屋に誘われるということは、
美結も早くセックスをすることを望んでいるのだろう…

未だ踏ん切りがつかないまま美結に付いていくと…

 (…コレが女の子の…)

女性の部屋の甘い香りに緊張が高められる…

二人の間に会話はなく、TVの声だけが部屋に響いていた…

ソファーに並び、恋愛映画を見ているが、内容など全く覚えていない…

カズマの頭の中はこの後、どんな流れでセックスに持ち込むかばかり考えていた…

 (エッ…そ、そんな…)

気付けば、TV画面には恋人同士が抱きしめ合い、濃厚なキスシーンが流れている…

不意に、柔らかな温もりに包み込まれ、身体が一気に強張った…

美結がそっと肩に寄りかかり、優しく手を握り締めている…

 「…この前…私達もこの人達みたいにキスしちゃったんだよね…」

重苦しい雰囲気を打ち消そうと、美結が小さく口を開いた…

 「…う、うん…」

カズマは思い返し、再び沈黙する…

 「…イイよ…この前のキスの続きがしたいって思ってるんでしょ?
私も今日はカズマとHスル覚悟まで出来てるから…」

こうして美結がキッカケを作り、促してくれたことで、カズマも漸く重い口を開いた…

 「…あ、あの…い、一応確認なんだけど…美結って…まだ…しょ、処女なんだよね?」

 「…うん…そうだよ…カズマとスルのが初めて…だって、
ずっとカズマのことが忘れられなくて、私の処女はカズマにあげたいって思ってたから…」

美結が恥ずかしそうに告白する…

 (…お、俺が…美結の初めての男になれるなんて…)

美結本人の口から処女ということが赤裸々に告げられると、
カズマは悦びや処女を奪うことになる感動と同時に責任を重く感じていた…
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