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未熟の淫情
第2章 初心なオトコの性事情
「へぇ~、一日に独りで7発射精できるなんて…
ホント10代の若い男の子の性欲って、並外れてスゴイんですねぇ~」
ココまでの間、美紀の右隣でジッと息を潜めていた奈央も
カズマの精力旺盛なオナニー回数を耳にすると、
感心した様にニヤリとイヤらしい笑みを浮かべ、艶めかしい声を上げ始める…
「私も性欲はかなり強くて、人一倍ドスケベな女だって自覚してますけど…
流石に生理前でムラムラしてる時とか、禁欲した後でも、
バイブや電マなんかのオモチャを使って、一日5回のオナニーが最高記録ですもんね…」
(なっ!…こ、このトップモデルみたいな美女も…
自分の指以外に、色々なオモチャを使って…そんな一日で5回もオナニーを…)
奈央も恥ずかしがるどころか、挑発する様にオナニー回数を発表し、
男達の脳裏に淫乱なオナニー姿を想い描かせていた…
「…でも、どうしてカズマさんは、8回目の射精にイケなかったんですか?
7発目でオチンポが勃たなくなって、精液が射ち止めになったってことですか?」
美紀に負けじと、奈央も平気な顔で『オチンポ』という男性器を口に出し、
年下の男を揶揄う様に問い詰めていく…
「…そ、そうですね…その時は最期イッても、何も出てこなくて、
ちょっと痛くなってきちゃったんで…」
「フフッ…やっぱり、そうなんですね…男の人って、限界まで射精して、
オチンポが空射ちの状態までイッちゃうと、全然気持ち良くなくって、
ただツライだけだって聞きますもんね…」
(…そ、そりゃ、7回も出したら…幾ら若いってイッたって、
どんな男でも弾切れになるって…)
若い男の我武者羅で無鉄砲なオナニー遍歴を聞き、
左隣の若い娘の方も何か言いたそうな顔をしている様に見えるが、
グッと口を噤み、自分の存在を押し殺していた…
「フフッ…そうですか…確かに、そうやって一度や二度、早めに射精してしまっても、
カズマさんの様に萎えたりせずに、ずっと勃起状態を維持できるのであれば、
女性も3、4回戦と期待して、長い時間セックスを愉しむことができますからね」
「…」
やはり、ED等とは無縁の血気盛んな若い男の精力の強さには、どうしたって敵やしない…
歳を重ね、自分には真似できなくなってしまった10代の男ならではの芸当に、
マサキとタケルが羨ましそうに、カズマを見つめていた…